電動歯ブラシ

電動歯ブラシは1960年ころから欧米で実用化され、日本においても国産品や輸入品が製造、販売されています。近年では、電動歯ブラシに加えて、音波歯ブラシが普及し、年々その需要を伸ばしています。電動歯ブラシは、機械である為細部の清掃が不十分である事、音は小さいが振動がある事、そして重さもあり、高価ものである事という点がデメリットと言えるでしょう。十分な口腔洗浄の為には、電動歯ブラシの使用後に、小歯ブラシや歯間ブラシ、デンタルフロスなどを使用して、細部の清掃を補足する事が大切と言えるでしょう。電動歯ブラシの適用として、ブラッシングの習慣が無く、口腔内の清掃に関心の低い人、手用歯ブラシがうまく使いこなせない人、ブラッシングが苦手な人、動機付けとしての使用、効率的にプラークを除去したい人、矯正装置を装着している人、歯周病のある人などが挙げられます。